ジュニアプログラミング検定ってどんな検定?
ジュニア・プログラミング検定とは?
ジュニアプログラミング検定とは、
サーティファイ情報処理認定委員会主催の検定です。
Scratchを使用したプログラミングスキルを測定し、
その能力を証明・認定するものです。
子ども達の成長を段階的かつ客観的に明らかにすることで、
自信や達成感につなげ、更なる目標に挑戦する意欲を育てることを目的として
2016年12月より開催されています。
株式会社イー・ラーニング研究所が公表した「子どもがいる親世代に聞いた
Withコロナ時代における子どもたちの将来に関する調査アンケート」によると、
「子どもに取らせたい資格」でこちらの検定が2位に選ばれたそうです。
合格基準や合格率は?
合格率は公開されていないようですが、
合格基準は60%となっています。
レベルは?どんな級種があるの?
レベルは全部で4段階に分かれています。
級種 | 試験時間 |
Entry (4級) | 30分 |
Bronze(3級) | 40分 |
Silver (2級) | 40分 |
Gold (1級) | 50分 |
出題内容は?
ペーパーテストではなく、実際に1つの作品を完成させる実践的な試験内容です。
受験者は問題文や完成例ムービーを参照しながら、
制限時間内にプログラムを作りあげます。
■Entry(4級)
入門レベルの特定の条件や筋道を用いた論理的思考ができる。
また、条件分岐や繰り返しなどのスクリプトを使って、
一つまたは二つのスプライトを連動させたScratchプロジェクトを作成することができる。
■Bronze(3級)
単純な条件や筋道を用いた論理的思考ができる。
また、条件分岐や繰り返しなどのスクリプトを使って、
少数のスプライトを連動させたScratchプロジェクトを作成することができる。
■Silver(2級)
基本的な条件や筋道を用いた論理的思考ができる。
また、複数の条件分岐や入れ子構造のスクリプトなどを使って、
少数のスプライトを連動させたScratchプロジェクトを作成することができる。
■Gold(1級)
複数の条件や筋道を組み合わせた論理的思考ができる。
また、複数の条件分岐や演算、入れ子構造のスクリプトなどを使って、
様々なスプライトを連動させたScratchプロジェクトを作成することができる。
級種によって、使用するブロックの範囲が異なり、
SilverやGoldの上位級では、あらかじめ作られたプログラムを
修正する仕様変更も出題されます。
他者がつくったプログラムを理解し、修正するスキルも問われます。
問題の指示通りに作品をつくった後は、自由に独自の発想を加え、
かつ、そのアイディアを説明する「アレンジ問題」が全級で出題されます。
問題の指示に従ってプログラムを作成するだけでなく、自由な発想や相手に説明するスキルも
評価される内容となっています。
対象年齢,受験資格は?
年齢制限などの受験資格はありません。
どなたでも受験することができます。
名称にジュニアとついていますが、
プログラミング教育に携わる大人の方が受験される場合もあります。
(ちなみに筆者もGoldを取得しました)
受験料は?
受験料は以下の通りです。
級種 | 受験料 |
Entry(4級) | 2,400円 |
Bronze(3級) | 2,600円 |
Silver(2級) | 2,800円 |
Gold(1級) | 3,000円 |
実際に受験してみた感想
筆者も大人ながらジュニア・プログラミング検定のGoldを受験しましたが、
実践的な内容なので、とても楽しみながら受けることができました。
当教室でも受験することができますので、
ご興味のある方はお問合せください!
ジュニア・プログラミング検定公式サイトはこちら